フェレットのフィラリア症
フィラリアに感染する動物は犬だけではありません。
1:フィラリアとは?
御存じの方も多いと思いますが、蚊の体内に寄生する小さな虫です。
2:フェレットも感染する?
フェレットも感染します。感染経路は犬・猫と同様、フィラリアに感染した蚊が、フェレットを刺すことにより感染します。
3:感染の危険度は?
犬の場合と同様、地域によりフィラリアに感染した蚊の濃度が異なるため地域差があります。県内でも伊勢原市は田舎ですが、神奈川県は比較的フィラリアに汚染された蚊が少ないのも事実です。とはいうものの、いくら完全な室内飼育であったとしても、蚊は侵入してきます。フィラリアに感染するリスクがゼロでない以上、責任を持って投薬を、予防に努めましょう。
4:検査は?
理論上は、犬と同様、フィラリアシーズン前(5月頃)の血液検査が必要です。とはいうものの、通常、動物病院で使用されている簡易検査キットではフィラリアが3匹以上いないと検出率が落ちます。
フェレットの場合、寄生数が1~2匹、最大でも3匹程度と言われているため、院内検査での陽性確認がかなり難しい状況です。犬で数十匹以上感染するのとは状況が異なるため仕方のないことです。逆を言うと、感染していても、検査で見落とす可能性もあるということになります。
5:症状は?
犬のように症状がだんだん重くなり・・・、というような長い経過を取りません。心臓・血管が小型であるため、わずか1匹でも死に至る可能性があります。
感染していても、発見すること自体が難しいわけですから、”突然死”というような可能性もないわけではありません。
6:予防の重要性
犬と同様、5月から12月頃まで、フィラリア予防薬を投薬することになります。前述のように、犬の場合と異なり、感染後の”治療”が非常に困難な動物です。感染させないようにするために、事前に予防することが非常に重要です。
当然のことですが、フェレットに対するフィラリア予防薬の投薬は効能外使用になります。
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